トランスの性能は一定ではなく、負荷に応じて変化します。軽負荷時には鉄心損失(鉄損)が支配的となり、負荷が増加するにつれて銅損(巻線損失)の影響が大きくなります。この二つの損失が均衡する点が、トランスの最高効率点となります。しかし、この点を正確に特定することは必ずしも容易ではありません。
本ウェビナーでは、鉄損と銅損の相互作用、およびそれらが各負荷レベル全体の総合効率に与える影響を詳しく解説します。続いて、過度に単純化されたモデルや推測に頼ることなく、電磁シミュレーションを用いてこの挙動を解析・可視化する方法をご紹介します。
EMWORKS EMAGモジュールを使用して実際のトランスをシミュレーションし、さまざまな負荷条件下で両種類の損失を抽出します。これをもとに完全な効率曲線を生成し、効率が最大となる負荷レベルを正確に特定します。
トランス設計の最適化に取り組む方から、既存システムの問題解析を行うエンジニアまで、本セッションは効率改善が最も重要な場面において、実践的かつシミュレーション駆動のアプローチを提供します。